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海の中で息をして

近代文学、現代文学、海外文学の感想を書くブログ

人生に意味はない

人生の意味をずっと考えてきた。

 

私はなぜ生きる?何のために生きる?何をするために生きる?どうやって生きたい?どうやって死にたい?

 

現段階での答えは、人生に意味はない

 

私はこれをするために生まれてきた!なんて劇的に生きる人生、悪くない。

 

今は妻(夫)がいて、子供がいて、この幸せを守るために生きている、悪くない。

 

私はこんな素晴らしいことをして世界を平和にした、悪くない。

 

私の場合はどうだろう。

このために!と目標を持つのもいい、現状を守るのもいい、世界に、社会に、地域に貢献するのもいい。

 

でもそれで私は本当に満たされるのか不安だ。根源的なところは満たされない気がする。なぜなら、自分の根源から湧いて出たものではなく、上記の生きる意味は後付けで社会から与えられたものだから。

 

根源的なことを考えたときに、何かをしたい!という欲望は全て社会からの後付けに過ぎないことに気がついた。

 

結局人間は、死にたくないから生きている。生きるために生きている。そこに意味も理由もない。生きるために社会から存在を認められる必要があって、社会貢献をしたりする。

 

生きることに意味はない。だから根源的には、人生に意味はない。

 

意味のない人生をどう過ごすか。

先のように意味付けをするのもいい、けれども、意味付けをしなくたっていい。味のないまま生きたっていい。

 

味のないまま死ぬ人生もまた、一つの人生だ。

 

 

私はとりあえず、死ねないから生きている