勉強の形を想像する
最近、勉強をしていると単語が頭にスッと入ってくる感覚がある。勉強はあまり気が進まないが、頭にスッと入ってくる感覚は楽しい。
近いと思う感覚は、本棚に本を並べる感覚だ。特に、本の間にピッタリ差し込むときの感覚。楽しい、気持ちいい、スッキリした気持ちになる。
勉強の形を想像してみる。勉強は本棚の組み立てから始める。新しく本棚を組み立てる。本棚に仕切りを作る。本にタイトルをつける。仕切りで分けられた区画に本を並べる。そして、タイトルに合った内容を本に書き込んでいく。
本棚は章、チャプター、分野、などの包括的なくくり。区画は単語の大まかな性質。本のタイトルは単語。内容は単語の意味。人や単語によっては、本棚が単語になる場合もあるだろう。こういう風に対応させると、分かりやすい。
山積みの本。区分けされていない本棚。巻数、順序が揃ってない本。バラバラで、どこに何があるかわからない。読みづらい。
つまり、枠組みを作ってから勉強するといい、という話だ。
枠組みを作ると、同じ枠の中に何が入っているかを覚えられる。内容の繋がりが分かる。小さな枠組みの中でなら内容が少なく、整理もしやすい。右から順に並べながら勉強すると、抜けがない。
気付くまでは、ただ勉強していた。本にタイトルをつけ、書き込み、本を放っていた。タイトルのない本に書き込んでいた。大きい本棚に適当に本を並べていた。タイトルを見つけ本を拾い上げても中身がなかったり、同じタイトルの本が2冊あったりした。
本棚を作る。本にタイトルを書く。本を並べる。本の内容を増やす。これが勉強だと思う。
内容の詰まった本が綺麗に並ぶ本棚。そんな勉強の形をイメージしながら勉強していこうと思う。